WhatsApp、最新のiOSアップデートで新しいメッセージ翻訳機能を導入

WhatsAppはiOSユーザー向けにエキサイティングなアップデート(25.28.74)をリリースしました。App Storeからダウンロード可能です。このアップデートでは、安全なメッセージ翻訳機能が導入され、個々のチャット、グループ会話、チャンネルでメッセージを21の言語に翻訳できます。この機能は、今後数週間かけて段階的に、より多くのユーザーにご利用いただけるようになる予定です。
iOS向けの強化されたユーザーエクスペリエンス
この最新アップデートにより、iOS版WhatsAppは、ベータ版2.25.12.25でこの機能を既に搭載していたAndroid版よりも一歩先を行くことになります。ユーザーは、機能性と使いやすさを重視した、より統一されたエクスペリエンスをお楽しみいただけます。
プライバシー重視の翻訳方法
この翻訳機能の際立った特徴の一つは、ダウンロードした言語パックを用いたデバイス上での処理です。このアプローチは、ユーザーのプライバシーを強化するだけでなく、インターネット接続がなくても翻訳にアクセスできるようにします。WhatsAppは翻訳をローカルで処理することで、AppleやMetaなどの第三者とメッセージが共有されることを防ぎ、ユーザーの会話の機密性を維持します。
翻訳機能の仕組み
翻訳はApple独自のAPIを使用して実行されるため、応答時間が短くなります。ユーザーは元のメッセージの下に即座に翻訳されたメッセージを確認できます。このプロセスは、ユーザーがメッセージを選択し、コンテキストメニューの「翻訳」オプションをタップすると開始されます。WhatsAppのシステムは元の言語を自動的に検出し、ユーザーが選択したターゲット言語に翻訳します。
言語サポートと要件
サポートされている言語は幅広く、スペイン語、アラビア語、ヒンディー語、ロシア語などの人気言語に加え、中国語(簡体字と繁体字の両方)、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語など、多くの言語がサポートされています。この機能を利用するには、iOS 17.4以降がインストールされている必要があります。このバージョンではTranslation APIが導入されているためです。このAPIにより、WhatsAppはメッセージの暗号化を維持しながら、外部サーバーにデータを送信することなく翻訳サービスを統合できます。
詳細については、WABetaInfoをご覧ください。
さらに詳しい情報については、 Neowinの記事全文をご覧ください。
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