
SHADOWが新たなクラウドゲーム層「Neo」を発表
本日、フランスのクラウドテクノロジープロバイダーSHADOWが、クラウドゲーミング機能の最新層「Neo」を発表しました。この新サービスは、従来の「Boost」層を大幅に上回るパフォーマンス性能を誇り、ゲーム速度は最大150%、ソフトウェアパフォーマンスは驚異の200%向上という驚異的なブーストをゲーマーに提供します。
現在Boostプランにご加入のお客様は、SHADOWによって自動的にNeoプランにアップグレードされます。Neoプランは引き続き月額37.99ドル(税抜)でご利用いただけます。Neoプランの魅力的な仕様は以下のとおりです。
- CPU: AMD EPYC – 8 個の仮想コア、3.25~3.8GHz
- GPU: NVIDIA RTX 4060 16GB に匹敵 (サーバーグレードの NVIDIA RTX 2000 ADA 16GB を使用)
- メモリ: 16GB DDR5
- ネットワーク速度: 1 Gb/s ファイバー接続
- オペレーティングシステム: Windows 10/11
CEOの洞察
SHADOWのCEO、オリヴィエ・アベカシス氏は、今回の発表について次のように述べています。「Neoは、当社最新かつ最も汎用性の高いクラウドPCです。RTXとDLSSを搭載した2Kゲーミングでも、複雑な3Dモデルの編集でも、リモートワークでも、Shadow NeoはハイエンドPCの性能を瞬時に、そしてどこからでも提供します。」
パワーティアの評価
Neoティアはその性能で素晴らしい一方で、既存のPowerティアの存続可能性については疑問が残ります。現在、Powerティアは同等のCPUスペックを提供していますが、搭載GPUはRTX 3070 Tiと旧型のGPUです。RTX 4060はDLSSフレームジェネレーションを搭載しているため、この差はさらに顕著になっています。様々なゲームでほぼ同等のパフォーマンスが見られることを考えると、Powerティアに50ドルを支払うのは不当に思えます。競争力を維持するには、近いうちにアップグレードが必要になるかもしれません。
価格と機能の比較
NVIDIAのGeForce NOWサービス(月額わずか20ドルでRTX 4080クラスのGPUを利用可能)と比較すると、SHADOWの価格設定に驚くユーザーもいるかもしれません。しかし、SHADOWの大きな違いは、GPUだけでなくクラウドPC全体を提供するという点にあります。この機能により、GeForce NOWやBoosteroidなどの競合プラットフォームでは通常制限されているゲームMODを含む、幅広いソフトウェアをインストールできます。
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