Microsoft、Excel向けVisioデータビジュアライザーアドインの提供を終了へ
先日、Microsoftが2025年10月にExcelに導入する数々の新機能についてご紹介しました。しかし、新機能の導入と同時に、ワシントン州レドモンドに本社を置くこのテクノロジー大手は、一部の機能の廃止も決定しました。中でも重要な変更点の一つは、Visioデータビジュアライザーアドインの提供終了です。
Visio データ ビジュアライザー アドインの概要
多くのユーザーにとって便利なVisioデータビジュアライザーアドインは、スプレッドシートのデータをフローチャートを含むVisioの図にシームレスに変換できます。この機能の大きな利点は、別途Visioライセンスを購入することなく利用できるため、より幅広いユーザーが利用できることです。
退職スケジュール
Microsoftは、このアドインを2025年12月8日に廃止すると発表しました。廃止の正確な理由は明らかにされていませんが、MicrosoftはユーザーにVisioを直接利用して同様の機能を利用するよう促す方向に舵を切っているようです。
アクセスとバックアップの手順
Visio データ ビジュアライザーは、廃止日までExcelリボンとAppSourceから引き続きご利用いただけます。12月8日以降、関連するすべてのテンプレートはアドインストアから削除され、新しいダイアグラムの作成機能はご利用いただけなくなります。
しかし、ユーザーはまだ心配する必要はありません。既存の図のバックアップは2026年3月2日まで可能です。Microsoft 365 サブスクリプションをご利用のお客様は、図を.vsdx 形式で保存し、Web 版 Visio で開くことをお勧めします。非商用ユーザーの方は、図を画像ファイルとしてエクスポートするオプションは引き続きご利用いただけます。詳細な手順は、Microsoft の公式ブログ投稿をご覧ください。
ユーザーにとっての次のステップ
廃止後は、バックアップ日以降、Excel に埋め込まれたデータ更新機能と Visio 図の読み込みは停止しますが、基礎となるデータはそのまま残ることを Microsoft はユーザーに保証します。
代替製品をお探しの方には、Visio Plan 2およびデスクトップ版 Visio への移行を推奨いたします。また、専用のフィードバックポータルから Visio に関するフィードバックをお寄せいただき、製品の今後の改善にご協力いただければ幸いです。
さらに詳しい情報については、 Neowinの完全な記事をご覧ください。
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