リアム・ギャラガー、オアシス再結成ツアーでのSNLの寸劇を嘲笑「彼らはコメディアンになるつもりだったのか？」

リアム・ギャラガーは、10月13日に放送されたサタデー・ナイト・ライブの「ウィークエンド・アップデート」コーナーで取り上げられた、兄ノエル・ギャラガーとの継続的な確執のパロディに関して意見を述べた。あるファンがリアムの投稿のコメント欄で、彼がSNLのスキットを見たかどうか尋ねた。

シャンパン・スーパーノヴァのリードシンガーは、この寸劇が特に面白いとは思わず、機知に富んだ、しかし痛烈な言い返しをした。

「彼らはコメディアンになるつもりなのか？」

この寸劇にはコメディアンのサラ・シャーマンとジェームズ・オースティン・ジョンソンが出演し、シャーマンがリアム役、ジョンソンがノエル役を演じた。このコーナーでは、登場人物たちがコーナー司会のコリン・ジョストと会話を交わす。

寸劇の中で、ジョストはノエル役のキャラクターに、ツアー中お互い我慢できると思うかと尋ねる。これに対し、ノエル・ギャラガー役のジョンソンは「彼がクールなら僕もクールだ」と答え、リアム・ギャラガー役のシャーマンは「僕はクールだ…僕はクールだ。僕のほうが君よりクールだ」と宣言する。

ジョストは「素晴らしい、それはノーだね」と続けると、シャーマンは「絶対にノーじゃないよ、多分だよ」と反論する。するとジョンソンが「もしリアムが子供みたいに振舞わなければ、多分だよと言ったんだ」と口を挟む。

3分間続く遊び心のあるやり取りの中で、ギャラガー兄弟は喧嘩ごっこをしたり、舌を出し、彼らの代表曲「ワンダーウォール」の歌詞をパロディしたりしている。

このスケッチの面白さにもかかわらず、リアムの鋭い反論は、彼がSNLの彼とノエルに対する解釈に感銘を受けなかったことを示唆している。

ノエルとリアム・ギャラガー、オアシス再結成ツアーを計画

伝説的なロックバンドとしての地位とは別に、ノエルとリアム・ギャラガーは8月に、2025年にイギリスとアイルランドで14日間の再結成ツアーを行う予定であると発表し、話題を呼んだ。

兄弟は自分たちの計画をインスタグラムで明らかにし、自分たちのモノクロ写真を共有して次のように述べた。

「銃声が静まり、星が一列に並びました。長い待ち時間は終わりました。見に来てください。テレビ放映されることはありません。」

これに続いて、「OASIS Live 25」ワールドツアーの詳細が投稿され、コンサートの開催場所やチケット発売日が概説された。当初のスケジュールでは、カーディフ、マンチェスター、キンドン、エディンバラ、ダブリンでの開催が予定されていた。

彼らのツアーにはアメリカ公演が追加され、9月にインスタグラムで次のようなメッセージとともに発表された。

「アメリカ。オアシスがやって来ます。ずっと私たちを愛していたことを証明する最後のチャンスです。」

ギャラガー兄弟はその後、米国ツアーにさらに5つのスタジアム公演を追加し、シカゴ、ニュージャージー、ロサンゼルス、トロント、メキシコシティでの公演を予定している。

この再結成は、2009年のかなりの不和で終わった解散以来、オアシスのファンがギャラガー兄弟のライブ共演を目撃する約15年ぶりの出来事となる。ノエル・ギャラガーはパリ近郊のフェスティバルでのパフォーマンスの直前にオアシスから正式に脱退した。

当時、グループのギタリストであり主要ソングライターであるノエルは、「リアムとこれ以上仕事を続けることは不可能だ」と発言した。

この次のツアーは、オアシスのファンにとって、兄弟が再びステージ上で団結する姿を見られる待望の機会となるが、両パフォーマーは、それぞれのソロコンサートでオアシスの名曲を披露し続けている。