
Google Vids がドライブからの直接動画編集を強化
Googleは、昨年リリースされたAI駆動型動画作成プラットフォーム「Google Vids」に便利な新機能を追加しました。今回のアップデートでは、Googleドライブに保存された動画の編集がより高速化されます。ユーザーはドライブで動画をプレビューし、右上にある「開く」ボタンをクリックするだけで、Google Vidsで直接編集を開始できます。
合理化されたビデオ編集体験
「開く」ボタンをクリックすると、選択した動画が自動的にVidsにインポートされ、トリミング、音楽の追加、テキストオーバーレイなどの使い慣れた編集作業が可能になります。この編集プロセスを開始すると新しいVidsプロジェクトファイルが生成されます。このファイルは、編集不可の形式(MP4など)でエクスポートする必要がありますのでご注意ください。

編集上の注意点
この機能はユーザーフレンドリーですが、いくつか制限があります。現在サポートされているファイル形式は、MP4、QuickTime、OGG、WebMです。また、個々の動画クリップは最長35分、サイズは4GBに制限されています。
管理アクセス要件
組織でVidsを利用するには、管理者がVidsを有効にする必要があります。これは通常デフォルトで有効になっています。ただし、ドメイン内でGoogleドキュメントが無効になっている場合、Vidsへのアクセスも無効になるという注意点があります。
ブラウザの互換性
Googleによると、この機能を使用するにはChromeとFirefoxの最新バージョンが最適です。WindowsユーザーはEdgeでVidsにアクセスできますが、LinuxおよびMacプラットフォームでは制限が発生する可能性があります。他のブラウザからアクセスすることも可能ですが、動作は保証されません。
可用性とワークスペースサブスクリプション
この機能の展開は最近開始されており、今後2週間以内にご利用いただけるようになりますが、ご利用いただけるかどうかは状況によります。アクセスは、Business Starter、Standard、Plusを含むほとんどのGoogle Workspaceプラン、および多数のEnterpriseプランのお客様、そしてGemini EducationまたはAI ProおよびUltraアドオンをご利用のお客様に付与されます。
Google Workspace メディア編集の最近の機能強化
関連ニュースとして、GoogleはスライドとVidsにGeminiを活用した2つの新しい画像編集機能を追加し、Google Workspace内のマルチメディア編集機能を強化しました。1つはテキストプロンプトを使用して画像の背景を置き換える機能、もう1つは新しいアスペクト比に合わせて画像の背景を拡大する機能です。
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