AndroidデバイスでWhatsAppのバックアップファイルのサイズを縮小するヒント

WhatsAppは受信したすべてのコンテンツを自動的にバックアップするため、不要なデータが蓄積されてしまうことがよくあります。これらのバックアップはGoogleドライブに保存されるため、サイズの大きいバックアップファイルは限られたストレージ容量をあっという間に消費してしまう可能性があります。WhatsAppのバックアップファイルが大きくなりすぎた場合は、以下の手順に従ってサイズを効果的に縮小し、貴重なストレージ容量を確保してください。

ビデオのバックアップを防ぐ

WhatsAppで共有される様々なファイル形式の中で、動画は一般的に最も多くの容量を占めます。多くのユーザーが趣味でファイルを共有するため、過剰な数の動画を受信し、バックアップファイルのサイズが急激に大きくなることがよくあります。重要な動画を頻繁に受信しない場合は、それらをバックアップに含めないようにし、本当に必要な動画だけを保存することをお勧めします。動画を除外する方法は次のとおりです。

右上隅にある 3 つのドットのメニューをタップして、WhatsApp 設定に移動します。
「チャット」 → 「チャットバックアップ」に移動します。
ビデオを含めるオプションを無効にします。

これを調整すると、Google ドライブへの次回のバックアップではビデオが除外されます。

WhatsAppのストレージマネージャーを活用して大きなファイルを消去する

動画が除外されたので、画像、音声ファイル、ドキュメントなど、ストレージ容量を大量に消費する可能性のある他の大容量ファイルへの対処が重要になります。幸いなことに、WhatsAppにはストレージマネージャーが組み込まれており、ストレージを最も消費しているデータの概要を確認し、削除してバックアップサイズを削減できます。

ストレージマネージャーにアクセスするには、次の手順に従います。

WhatsApp設定を開きます。
[ストレージとデータ] → [ストレージの管理]に移動します。

5MBを超えるファイル（サイズが大きいもの）が上部に表示されます。まずはこれらのファイルから削除してください。動画ファイルは既に除外しているので、ここで削除する必要はありません。

各チャットごとにデータを閲覧し、関連性に基づいてファイルを削除することもできます。削除するほどバックアップファイルが小さくなり、デバイスの空き容量を増やすことができます。

重要なファイルを移動して確実に保存する

大きなファイルの中には重要なものもありますが、バックアップに必須ではないものもあります。重要なファイルをバックアップに含めずに保持したい場合は、別の場所に移動することを検討してください。ファイルマネージャーアプリを使用して内部ストレージにアクセスすることで実現できます。

ファイルの場所を変更するには、次の手順に従います。

ファイルマネージャーアプリを開きます。
内部ストレージ→ Android → media → com.whatsapp → WhatsApp → Mediaに移動します。

中には、WhatsAppドキュメント、WhatsApp画像、WhatsAppビデオなど、メディアの種類ごとに専用のフォルダがあります。これらのフォルダを参照して、保存したいファイルを見つけてください。選択したら、右上のメニューをタップし、「移動先」を選択して、別のデバイス、SDカード、または別のクラウドサービスなどの安全な場所に移動してください。