
浜口直樹氏、ブラジルゲームショウ2025で『ファイナルファンタジーVII リメイク パート3』について語る
先週開催されたブラジルゲームショー2025で、スクウェア・エニックスのゲームディレクター、浜口直樹氏が登壇し、『ファイナルファンタジーVII リメイク パート3』と三部作全体について語りました。プレゼンテーションの中で、彼はオリジナル版を3つのパートに分割した理由について詳しく説明しました。
古典を翻案する難しさ
浜口氏は『ファイナルファンタジーVII』の計り知れないレガシーを強調し、その幅広いファンベースに触れた。「一部をカットして1本のゲームにすることもできましたが、オリジナル版のファンは絶対に許してくれなかったでしょう」と彼は述べた。この言葉は、愛された物語を忠実に再現するために現代の技術を活用する必要性を強調しており、それは1作では到底実現できないと彼は主張した。そのため、物語を3部に分割するという苦渋の決断に至ったのだ。
満足のいく結末を約束する
インタビューの中で、浜口氏は三部作の結末について楽観的な見通しを語った。「もちろん、『ファイナルファンタジーVII リメイク パート3』のエンディングについては、すでに明確な構想があります。この結末は、オリジナル版を愛してくれた方にも、リメイクシリーズを通してFF7のファンになった方にも、きっと気に入っていただけると思います」と彼は語った。彼の自信は、長年のファンと新規プレイヤーの両方に響くエンディングを届けるという強い意志を物語っている。
ユニークな展開と期待のリリース
約1年前の発言を振り返り、浜口氏はパート3には前作とは異なる独自の展開が盛り込まれることを明らかにした。詳細は未発表だが、プロジェクトのもう一人の主要ディレクターである野村哲也氏は、パート3と『キングダム ハーツIV』の両方がリリースに向けて順調に進んでいることを確認した。
今後の展望
『ファイナルファンタジーVII リメイク』とその続編『ファイナルファンタジーVII リバース』の間には4年の隔たりがあるため、ファンは三部作の完結まであと2~3年待つことになるかもしれない。その間、初期の作品はXbox Series S|XとNintendo Switch 2で第一章からリリースされる予定で、新規ゲーマーはこの象徴的な世界に没頭することができるだろう。
ミッドガルとその先への旅は続くので、ベテランには懐かしさを、新規プレイヤーには興奮を約束する、さらなるアップデートにご期待ください。
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