韓国当局、バラバラ死体に関する虚偽情報を拡散したとしてユーチューバーを捜査

韓国当局、バラバラ死体に関する虚偽情報を拡散したとしてユーチューバーを捜査

韓国当局、偽情報を拡散したとしてYouTuberを捜査

韓国で最近、複数の遺体が発見されたことを受け、ソウル地方警察庁は、これらの重大事件に関する誤解を招く情報を拡散したとして、YouTuber「デボちゃん」を捜査対象とした大規模な捜査を開始した。警察庁は2025年11月5日、サイバー捜査班が主導した捜査の詳細を記した公式声明を発表した。

デボちゃんのコンテンツと物議を醸す主張

約96万人の登録者数を誇る日本在住のYouTuber、でぼちゃんは10月22日、「最近ビザなしで韓国に入国した中国人犯罪者による殺人や臓器売買問題が深刻化している」と題した物議を醸す動画を投稿した。この動画の中で、でぼちゃんは37体の遺体が発見されたことに加え、さらに150件の事件が極秘捜査中であるとする疑惑を示唆する主張を展開した。これらの主張は確たる裏付けがなく、韓国当局が提供した情報と著しく矛盾している。

世論への影響

この動画は瞬く間に注目を集め、日本のソーシャルメディアやオンラインコミュニティで広く拡散され、韓国の治安に対する国民の懸念が広がりました。多数の投稿が、韓国の治安悪化への不安を煽り、旅行を控えるよう警告しました。この誤情報の拡散は、国民の安全に対する認識に重大な影響を与え、韓国の海外での評判に悪影響を及ぼす可能性があります。

法執行機関の対応

韓国警察は、こうした行為を重大犯罪と位置付け、虚偽情報の拡散は国民の不安を煽るだけでなく、社会秩序を損ない、国家の国際的地位を損なうものであると強調した。法執行当局は、このような虚偽情報が海外からの観光客の訪韓を阻み、韓国への外国投資を阻害する可能性があることを懸念している。

デボちゃんの弁護とその後の行動

デボちゃんは捜査を受け、11月5日に自身の立場を明確にする動画を投稿し、メディアで報道された事件に関する韓国ユーザーのコメントをそのまま伝えただけで、誤解を招く意図はなかったと主張した。彼は、多様な視点を提示することが目的だったが、自身のコンテンツが韓国に問題を引き起こしたことを認識していると述べた。そのため、批判的な内容のものも含め、韓国に関連するすべての動画を削除することを決定した。

当局による調査継続中

当局は、YouTubeと連携し、デボちゃんの国籍と居住地について積極的に捜査を進めています。さらに、電子媒体を通じた虚偽情報の流布を禁じる電気通信基本法に基づく訴追も検討しています。この捜査は、デボちゃんの主張をめぐる事実関係、そしてそれが韓国の国民感情と安全に及ぼした広範な影響を明らかにすることを目的としています。

出典と画像

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