監督が明かす『バイオハザード』映画版はレオン抜きのオリジナルストーリー

監督が明かす『バイオハザード』映画版はレオン抜きのオリジナルストーリー

近日公開予定の『バイオハザード』映画の新たな展開

近日公開予定の『バイオハザード』シリーズをめぐる期待は高まり続けており、日々新たな情報が明らかになっている。特筆すべきは、『コブラ会』『ブラックバード』『ファンタスティック・フォー ファースト・ステップス』『裸の銃を持つ男』などで知られる俳優ポール・ウォルター・ハウザーが、キャストに加わることが最近発表されたことだ。『エンターテインメント・ウィークリー』誌の独占インタビューで、 『バーバリアン』『ウェポンズ』で知られるザック・クレガー監督は、本作の構想に関する重要な詳細を明らかにした。

オリジナルのストーリーと正史に関する考察

クレガー氏は、本作がゲームの既存の物語とは異なる、完全にオリジナルのストーリーラインを描くことを強調した。「完全にオリジナルの物語です。観れば、『これぞザック』と思わせるでしょう。物語は『バイオハザード』の世界を舞台にしていますが、レオン・ケネディをこの物語に組み込むつもりはありません。そんなことをするのはおこがましいからです」とクレガー氏は語り、ファンに人気のゲームへの敬意を表し、本作はオリジナル作品でありながら、『バイオハザード』シリーズが愛される根幹を成す要素を尊重すると視聴者に保証した。

あらすじを垣間見る

映画のストーリーは、隔離された病院へ荷物を届ける任務を負った「不運な運び屋」という人物を中心に展開します。一見すると平凡なこの仕事は、運び屋がアウトブレイクに巻き込まれ、ミュータント化した生物の大群と生き残りをかけて戦うことで、たちまち混乱へと陥ります。この主役は、オースティン・エイブラムスが演じると噂されています。彼は『 THIS IS US /ディス・イズ・アス 〜人生を変える冒険〜』『ユーフォリア/ユーフォリア』『ウルフス』『ウェポンズ』での演技で知られています。

バイオハザード映画の新時代

本作は、カプコンの象徴的なサバイバルホラーシリーズを原作とした3作目の映画化作品となります。ポール・W・S・アンダーソン監督、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演による6作品で知られる前シリーズは、独特のレガシーを築き上げました。2021年のリブート版『バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』は、ゲームへの忠実度向上を目指したものの、批評家やファンの間では高い評価を得ることができませんでした。さらに状況を複雑にしたのは、Netflixで配信されていた原作をゆるやかに翻案したシリーズも苦戦し、わずか1シーズンで打ち切りとなったことです。

今後のリリース日とゲームタイアップ

本作を心待ちにしているファンは、2026年9月18日の劇場公開をカレンダーに印をつけておきましょう。さらに、このシリーズはゲーム分野にも進出し、新作『Requiem』が2026年2月27日に発売予定です。最新情報や考察については、Gamescom 2025ハンズオンプレビューをご覧ください。

出典と画像

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です