
小島監督、東京ゲームショウ2025で10周年を記念した新情報を発表
東京ゲームショウ2025で、小島秀夫氏はスタジオ設立10周年という重要な節目を迎えました。このイベントで、彼はホラーゲーム『OD』をはじめとする、いくつかの期待されるプロジェクトについてエキサイティングな最新情報を発表しました。このタイトルは、マイクロソフトによる開発中止にもかかわらず、堅調な業績を維持しています。
ODに関する洞察
Xbox Game Studiosがパブリッシングする『OD』は、女優ソフィア・リリスを起用した興味深い新トレーラーを公開しました。リリスはウド・キアとハンター・シェーファーと共に主要キャラクターの一人を演じる役です。トレーラーからは冷ややかな雰囲気が漂いますが、ゲームプレイの仕組みについては多くの不明点が残っています。小島は以前、『OD』はプレイヤーの評価が二分される可能性があり、夢中になるプレイヤーもいれば、すぐに拒否反応を示すプレイヤーもいると示唆していました。この二極化は、ゲームの独自のアプローチについて疑問を投げかけており、それは今後明らかになるでしょう。
デス・ストランディング モスキートの紹介
アニバーサリーライブストリームでは、ABCアニメーション制作による新作アニメーション映画『デス・ストランディング モスキート』も公開されました。脚本は、 『コントラバンド』や『プリズナーズ』などの作品で知られる才能溢れるアーロン・グジコウスキーが手掛けます。監督は宮本浩氏が手掛け、デス・ストランディング・ユニバースの新たな章を刻みます。なお、このアニメーションプロジェクトは、マイケル・サーノスキー氏が監督・脚本を手掛ける実写映画『デス・ストランディング』とは異なる作品であることにご留意ください。
PHYSINTの最新情報
小島氏は、ソニーと共同開発中の新作タクティカル・エピオナージ・アクションゲーム『PHYSINT』についても興味深い詳細を明らかにした。プレゼンテーション中に公開されたキービジュアルでは、当初ロバート・パティンソンの参加が噂されていたものの、エディ・レッドメインを彷彿とさせる主人公の姿が明らかになった。主人公の正体はまだ明かされていないものの、3人の才能ある俳優が出演することが発表されている。『Anyone But You』や『フュリオサ/マッドマックス 怒りのデス・ロード』での演技で知られるチャーリー・フレイザー、『ファイナル・エクスプレス』や『エターナルズ』に出演したマ・ドンソク(ドン・リーとしても知られる)、そして『ゴジラ マイナス1』の浜辺美波だ。
SAG-AFTRAストライキが開発に与える影響
小島監督は、最近のSAG-AFTRAストライキが『PHYSINT』の開発スケジュールに大きな影響を及ぼし、特にキャスティングプロセスに影響を与えたと指摘しました。しかしながら、主人公の正体に関する最新情報は近日中に発表される予定です。さらに、2019年にEpic Gamesに買収されたMetaHuman技術で知られる3Lateralが、浜辺美波の肖像を正確に捉えるための革新的な技術を開発中であることが発表されました。なお、『PHYSINT』はまだ構想段階であり、リリースは5~6年後になる可能性もあるとのことです。
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