伊津野英明氏が新スタジオLightSpeedに元CAPCOMの開発者を採用

伊津野英明氏が新スタジオLightSpeedに元CAPCOMの開発者を採用

伊津野英明の新たな章:LightSpeed Studiosへの移行

30年間カプコンで輝かしい経歴を積んだ著名なゲームデザイナー、伊津野英明氏が約1年前に同社を退社したことは、大きな話題となりました。その後まもなく、伊津野氏がテンセント傘下のLightSpeed Studiosに新設されたアクションゲーム開発チームの指揮を執るというニュースが報じられました。伊津野氏はこの分野で豊富な経験を有しています。

ライトスピードスタジオの成長チーム

VideoGamesChronicleの最近の報道によると、LightSpeed Studiosは大きな進展を見せています。スタジオは最近、CAPCOM出身の著名な開発者を数名採用し、人員増強を図ったほか、大阪に新オフィスを開設しました。開発者には、東京オフィスで業務を継続するか、この新オフィスに移るかの選択肢が与えられており、その詳細は公式Xアカウント(こちら)で発表されています。

チームに新たに加わった注目すべきメンバー

新規採用者には伊津野氏が信頼していた元同僚も含まれる。

  • デビル メイ クライ2 から 5 までとドラゴンズ ドグマの両タイトルのストーリーラインに貢献した、森橋ビンゴとしても知られる中川俊宏氏。
  • 池野大吾氏は、 『ストリートファイター』『デビル メイ クライ』『ドラゴンズドグマ』の制作に携わった実績のあるアーティストです。
  • Gouda Cheese/Bengus(仮名)、ストリートファイターパワーストーンの作品で知られるもう一人の熟練したアーティスト。
ライトスピードスタジオチーム

新しいスタジオのビジョン

現在、LightSpeed Japan Studioの従業員の約3分の1、約40名が元カプコン社員です。VGCに提出された声明の中で、伊津野氏はこの人員配置戦略の利点を強調しました。

新作を開発する新しいスタジオではありますが、中川さんのような信頼できる仲間と仕事ができるのは嬉しいですね。中川さんとは『デビル メイ クライ2』以来、何十年も一緒に仕事をさせていただいており、私のことをとてもよく理解してくれている中心メンバーの一人です。今回は池野さんもアートディレクターとして参加してくださっていますし、ベンガスさんは非常に高い理解力と、カプコンの伝説的なデザイナーだったという、とてもユニークな方です。

すべては信頼関係から生まれます…私たちはお互いが何を望んでいるのかをしっかりと理解しています。そして、この3人だけではありません。以前カプコンで一緒に働いていた他のメンバーも採用しました。新しいスタジオではありますが、このゲームを成功させるために、信頼できるメンバーを集めました。

今後の展望:開発中の新しいIP

伊津野氏と彼のチームは現在、独自の知的財産(IP)の開発に注力しています。先日、伊津野氏はXを通じて、スタジオが「世界中のプレイヤーを喜ばせる」ことを目的としたプロトタイプを制作中であることを発表しました。しかし、クリエイティブディレクターはまだ募集中で、プロジェクトの詳細情報が発表されるまでにはしばらく時間がかかると思われます。

出典と画像

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