
任天堂、米国でゲーム機とアクセサリーの価格を値上げ
先週、任天堂は米国におけるハードウェアとアクセサリーの価格調整計画を発表しました。待望のSwitch 2は今回の値上げの影響を受けていませんが、初代Nintendo Switchやその軽量版といった旧モデルは大幅な値上げとなっています。
Nintendo Switchの新モデル価格
初代Nintendo Switchの価格が300ドルから340ドルに変更されました。ただちに価格が引き上げられ、Nintendo Switch Liteは200ドルから230ドルに、OLED版は350ドルから400ドルに値上げされます。これにより、米国の消費者は、これらの前世代機全体で最大15%の値上げを覚悟することになります。注目すべきは、この値上げにより、近日発売予定のSwitch 2はSwitch OLED版よりわずか50ドル高い価格となることです。
アクセサリー価格調整
本体価格の変動に加え、いくつかのアクセサリーも大幅に値上がりしました。Joy-Conコントローラーは現在90ドル、Switch Proコントローラーは80ドルで、どちらも10ドルの値上がりです。最新のNintendo Switch Proコントローラー2も90ドルで販売されており、Joy-Con 2は100ドルです。
各種コントローラー、充電スタンド、リストストラップ、amiibo、さらには風変わりな「Nintendo Alarmo」時計などの追加周辺機器も、1ドルから5ドルの範囲で値上がりしました。

変更内容と市場の反応
更新された価格は現在、任天堂の公式オンラインストアに反映されており、他の小売業者も同様の変更をまもなく実施する予定です。
任天堂は当初の発表で、価格変更の理由として「市場環境」を挙げていました。しかし、具体的な要因については明らかにしていませんでした。
将来の価格予測
任天堂はSwitch 2の発売価格を449ドルに据え置きましたが、これは永続的なものではない可能性を示唆しています。また、将来的にNintendo Switch 2タイトルの価格やNintendo Switch Onlineのメンバーシップの価格にも調整が及ぶ可能性があり、市場に不確実性を残しています。
ゲーム業界が進化するにつれ、こうした価格調整は業界内の幅広い傾向を反映する可能性があり、熱心な任天堂ファンや潜在的な購入者の間で議論を巻き起こすことが期待される。
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