
VOID Interactive、論争の渦中にあるコミュニティマネージャーを解雇
人気タクティカルシューター『Ready or Not』を開発したVOID Interactiveは、 「カミンスキー」というニックネームで知られるコミュニティマネージャーを解雇したことで話題を呼んでいます。この決定は、チャーリー・カーク銃撃事件に関する物議を醸す発言に端を発しています。
不適切なコメントに対する怒り
チャーリー・カークの名前をReady or Not Discord公式チャンネルのフィルターに含めるかどうかについての最近の議論で、カミンスキーの反応は人々の眉をひそめた。
チャーリーを撃ったばかりだよ。それを言うなんて面白いね。だって、ルームメイトとちょうど彼が撃たれた話ばかりしているんだから。ただ言えるのは、何も失ってないってことだけ。
彼のコメントはゲームコミュニティから大きな反発を招き、VOID Interactive はこの状況に対処するための公式声明を発表しました。
VOID Interactiveの公式回答
同社は自らの立場を明確にするため、次のように述べた。
先日発生した痛ましい事件について、コミュニティマネージャーがコメントをされたことを認識しております。これらの発言は、当社の価値観や会社を代表するものではありません。この人物との関係を終了し、パブリックプラットフォームでのコミュニケーションにおいて、私たち全員が共有する責任を改めて認識いたしました。Ready or Notを軸に、敬意とプロ意識を持ったコミュニティを育むことに引き続き注力してまいります。
VOID Interactive にとって、今回の事件は孤立したケースではなく、同社は過去にも論争に巻き込まれてきた。
論争の歴史
2021年、開発元はTeam17との提携を発表し、『Ready or Not』のパブリッシングで厳しい批判にさらされました。しかし、この契約は突然終了し、Redditで示唆されていた物議を醸した学校銃乱射事件のレベルと関連しているという噂が流れました。VOID Interactiveは、この提携とレベルの存在との関連性を一貫して否定しています。
別の事例として、2022年6月16日には、商標権侵害による削除要請を受け、Steamからゲームが一時的に削除されました。この問題は、ゲーム内のナイトクラブ名「Pryzm」が英国の実在するナイトクラブチェーンと同じ名前だったことに起因しています。ゲームはわずか2日後にプラットフォームに復帰しました。
困難の中での最近の成功
こうした困難にもかかわらず、『Ready or Not』は大きな成功を収めました。コンソール版の発売は大成功を収め、発売後8週間で300万本以上を売り上げました。全プラットフォームを合わせると、累計販売本数は1, 300万本を超えています。
最近の展開は、コミュニティ関係の管理の複雑さと、今日の状況においてゲーム開発者が直面している継続的な課題と勝利の両方を強調しています。
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