
ユービーアイソフト、2025年夏のショーケースを初めて中止
6月は歴史的にゲーム発表の重要な時期であり、特に様々なパブリッシャーが新作タイトルを発表する好機となっています。2020年以降、Ubisoftはこの分野で大きな存在感を示し、注目度の高いUbisoft Forwardイベントで最新ゲームやライブサービスの取り組みを披露してきました。しかし、驚くべき発表がありました。同社は2025年を最初の年として、恒例の夏の発表を中止することを発表したのです。
Ubisoftの代替ショーケース計画
ファンには残念なお知らせかもしれませんが、Ubisoftは今月もいくつかのイベントに参加します。特に注目すべきは、6月7日と8日に開催されるIGN Live、そして6月8日のPC Gaming Showへの参加です。また、UbisoftはGamescomへの参加を表明していますが、具体的な参加規模は未だ不明です。さらに、6月8日(日)に予定されているXbox Games Showcaseでは、Game Passに関する重要な発表を含む、重要な発表が行われるのではないかとの憶測が高まっています。
「私たちは常にプレイヤーの皆様と繋がり、ゲームを皆様にご紹介することに熱心に取り組んでいます」と、Ubisoftの担当者はGame FileのStephen Totilo氏に語りました。「最新情報をお伝えする機会を模索し続けており、後日、より詳しい情報をお伝えできることを楽しみにしています。」
決定の理由
今年のUbisoft Forwardへの参加を見送る決定は、予定されていたプロジェクトの遅延や中止など、近年の一連の不振に加え、新作タイトルの売上が期待に届かなかったことによる財政難が重なったことが原因と考えられます。今回の戦略的転換により、同社は事業の焦点と取り組みを再調整できる可能性があります。
Ubisoftファンにとっての次なる展開
単独イベントは開催されていないものの、新たな展開を待ちわびるファンにとって、明るい兆しはまだあります。『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』のリメイク、待望のオリジナル版『スプリンターセル』のリメイク、そして『アサシン クリード』や『ファークライ』といった主要フランチャイズの新作などが、現在も開発中です。これらのプロジェクトは、今月開催されるショーケースで大きな発表があるかもしれません。
Ubisoft は、主要な業界イベントへの参加と人気タイトルの継続的な開発を組み合わせることで、この移行期間中にプレイヤーベースとのつながりを維持することを目指しています。
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