
マイクロソフト、Webユーザー向けにWindowsアプリを強化
3月に、Microsoftがリモートデスクトップアプリを段階的に廃止し、Windows 365クラウドPC、Azure仮想デスクトップ、Microsoft Dev Boxといった様々なサービスへのアクセスを効率化するために設計された高度なWindowsアプリに移行するという決定についてお伝えしました。昨年9月の一般公開以来、この新しいアプリは複数回のアップデートを経ており、最新の改善はWeb版に重点を置いています。
リモートアプリランチャーのご紹介
重要な機能強化として、リモートアプリランチャーの導入が挙げられます。この機能により、Webブラウザ経由でリモートWindowsセッションに参加しているユーザーは、現在のセッションを終了したりタブを切り替えたりすることなく、シームレスに追加のアプリケーションを起動できます。Webクライアントのツールバーに便利なボタンが追加されました。このボタンをクリックするだけで、利用可能なアプリケーションのドロップダウンメニューにアクセスでき、ワークフローが簡素化されます。

合理化された印刷機能
もう一つの注目すべきアップグレードは、Webアプリ内の印刷機能です。ユーザーは、ローカルコンピュータに接続されたプリンターに直接ドキュメントを印刷できるようになり、ユーザビリティが大幅に向上しました。この改善により、これまでリモートセッションから物理的なドキュメントを取得するために必要だった煩雑な手順がなくなり、より効率的な印刷プロセスが実現します。
デスクトップアプリへのシームレスな移行
デスクトップ版で利用可能なすべての機能を必要とするユーザーのために、MicrosoftはWebクライアントからデスクトップアプリケーションへの移行を最適化しました。これは、マルチモニターサポートやその他の高度な機能を必要とするタスクに特に役立ちます。今回のアップデートにより、Webポータルからインストール済みのデスクトップクライアントに簡単にアクセスできるようになりました。

クラウドPCにアクセスする際は、選択プロセス中またはリモートセッション中に表示される「デスクトップアプリで接続」オプションを選択するだけです。この機能により、デスクトップ環境でシームレスに作業を継続でき、ワークフローが中断されることはありません。
詳細については、画像と詳細情報のソースをご覧ください。
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