
『ボーダーランズ4: 新たなる夜明け』のゲームナビゲーション
待望の『ボーダーランズ4』において、Gearbox Softwareは、従来作に見られたミニマップを廃止することで、より広大で没入感のあるゲーム体験を実現するという大胆な一歩を踏み出しました。この決定は、プレイヤーが途切れることなく探索できる広大でシームレスな世界という彼らのビジョンと一致しています。
『ボーダーランズ4』のビジョン
PAX East 2025のパネルディスカッションでは、Gearboxの創設者兼社長であるランディ・ピッチフォード氏が、この画期的な変化について詳しく説明しました。彼は次のように述べています。
これは私たちがこれまで構築した中で(断然)最大の宇宙であり、シームレスです。ロード時間は一切ありません。画面上のどこにでも、1マイル先の空に何かが見えたら、そこにたどり着くことができます。とてつもなく巨大な世界を作り上げました。
ピッチフォード氏は、ゲームのスケールの大きさから、ナビゲーションには異なるアプローチが必要だと強調しました。広大な地形に散りばめられた無数の目標と機会を考えると、ローカルな空間マップに頼るだけでは不十分です。代わりに、プレイヤーが目標地点から遠く離れていても効果的に追跡できるよう、コンパスシステムが導入されています。
ゲームデザインにおける垂直性の強調
『ボーダーランズ4』のさらなる革新は、縦方向のゲームプレイへのこだわりです。ピッチフォード氏は次のように述べています。
チームが本当に力を入れたかったもう一つの点は、デザインと環境の限界を押し広げることでした。単なる平面ではなく、垂直方向の要素を積極的に取り入れました。『ボーダーランズ4』では、これまでのボーダーランズシリーズで見たことのないほど、垂直方向の要素が満載です。
この階層化された環境は、従来のトップダウン型のミニマップの有効性を失わせます。新たに導入されたコンパスシステムは、プレイヤーを水平方向に誘導するだけでなく、垂直方向の移動も明確に示し、空間認識と没入感を高めます。ピッチフォード氏は、プレイヤーがマップインターフェースに集中するのではなく、ゲームに没頭することを目指していると強調しました。
更新されたナビゲーション機能
ミニマップは省略されるかもしれませんが、プレイヤーはワンクリックで広大なビッグマップにアクセスできます。このマップには、GPSのように機能し、プレイヤーの旅路を案内するAI駆動ナビゲーションシステムなど、数々の新機能が搭載されます。さらに、Echobotと呼ばれるゲーム内コンパニオンがナビゲーションをサポートし、プレイヤーが世界を探索する際に役立つ情報を提供します。
今後の検討事項
ピッチフォード氏は、ゲーム発売後の今後のアップデートでミニマップを実装する可能性について、依然として前向きな姿勢を示しています。彼は、プレイヤーに新しいナビゲーションシステムを体験してから感想を述べるよう促しています。ファンの皆様は、9月12日にPC、PlayStation 5、Xbox Series S|Xで発売予定の『ボーダーランズ4』に、このエキサイティングな新世界に飛び込むのを楽しみにしています。Nintendo Switch版も後日発売予定です。
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