
ソニーがDualSenseコントローラーのエキサイティングなアップデートを発表
ソニーは、PS5ベータプログラムに参加しているPlayStation 5およびPlayStation 5 Proユーザーを対象とした革新的なアップデートを公式に発表しました。明日配信予定のこのアップデートでは、DualSenseコントローラーを複数のデバイスに接続する際の体験が向上し、そのプロセスが「シームレス」になることが期待されています。
デバイスの切り替えを合理化
PlayStation Blogで詳しく説明されているように、DualSenseまたはDualSense EdgeコントローラーをPS5、PC、スマートフォンなどの様々なデバイスとペアリングすると、これらのデバイス間を簡単に切り替えられるようになります。これは、PSボタンと特定のフェイスボタンの組み合わせによって実現されます。
「今回のアップデートにより、最大4台のデバイスを同時に登録し、コントローラーから簡単に切り替えられるようになりました」と、ソニーのプロダクトマネジメント担当バイスプレジデント、菊地修三氏は述べています。「例えば、PS5で使用しているコントローラーをPCにシームレスに切り替えてPCゲームをプレイしたり、スマートフォンに接続してPS5からリモートプレイを楽しんだりできます。この柔軟性の向上により、複数のデバイスでより自由にゲームを楽しむことができます。」
最初にコントローラーを目的のデバイスにペアリングした後、以下の例の表に示す所定のボタンを押すことで、あるデバイスから別のデバイスにスムーズに切り替えることができます。
デバイスのペアリング例
スロット番号 | ボタン設定 | プレーヤーインジケーターライト | 接続されたデバイス |
スロット1 | PSボタン + 三角ボタン | 1つのライトが点灯 | PS5 |
スロット2 | PSボタン + サークルボタン | 2つのライトが点灯 | PS5プロ |
スロット3 | PSボタン + 十字ボタン | 3つのライトが点灯 | Windowsパソコン |
スロット4 | PSボタン + ボタン | 4つのライトが点灯 | iPhone |
今後のアップデート: 省電力モード
ブログ記事で言及されているもう1つの重要な点は、近々リリースされるアップデートには含まれていないものの、今後追加される機能に関するものです。それは省電力モードです。今後のアップデートで導入予定のこのモードは、対応ゲームをプレイする際に、コンソールの消費電力を削減することを目的としています。例えば、この新機能を利用する『ラチェット&クランク リフトアパート』のようなゲームをプレイしている場合、PS5/PS5 Proは低消費電力で動作し、パフォーマンスが低下し、対応ゲームのVR機能が無効になります。この主な目的は、コンソールをフル稼働させた際の環境負荷を最小限に抑えることです。
パフォーマンスと環境配慮のバランス
高フレームレートやレイトレーシングなどの高度なグラフィック設定を重視するゲーマーは、このモードを利用する可能性は低いかもしれませんが、それでも、それほど負荷の高くないタイトルをプレイする場合には魅力的な選択肢となります。特にピクセルアートグラフィックを特徴とし、高度なグラフィック忠実度を必要としないゲームにおいては、環境への影響を軽減し、電気代を節約する上で大きな効果を発揮します。
現時点では、どのゲームがこの省電力モードをサポートするのか、またその実装に関する詳細は不明です。
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