『バトルフィールド 6』のEUでの発売売上が『コール オブ デューティ ブラックオプス 6』を上回る

『バトルフィールド 6』のEUでの発売売上が『コール オブ デューティ ブラックオプス 6』を上回る

『バトルフィールド 6』は発売後3日間で700万本以上を売り上げ、驚異的な成功を収めました。EAも発表しているように、この驚異的な数字はシリーズ史上最大のフランチャイズデビューとなります。特にPC版プレイヤーに影響を与えた当初の技術的な問題にも関わらず、 EAとバトルフィールド・スタジオの開発陣は迅速に対応し、ゲーマーにとってよりスムーズな体験を提供しました。

Video Games Europeが最近発表したゲーム売上データ(GSD)レポートによると、『バトルフィールド 6』は前作『バトルフィールド V』を上回り、ローンチセールスが4倍を記録し、 『コール オブ デューティ ブラックオプス 6』のヨーロッパ市場におけるローンチ指標をも上回りました。GSDは10月5日から12日までのヨーロッパ、アフリカ、オーストラリアにおける店頭販売とダウンロード販売の両方を測定しており、『バトルフィールド 6』が販売本数と収益の両方で圧倒的な優位性を示していることが浮き彫りになっています。

昨年発売された「コール オブ デューティ」は、発売当初からXbox Game Passで配信されていた最初の作品であったことは特筆に値します。このサブスクリプションモデルが売上に影響を与えなかった前年との比較は、歪んでいる可能性があります。Xboxが「コール オブ デューティ」のような有料タイトルをGame Passに統合し続けていることから、「コール オブ デューティ」を含む今後のフランチャイズ作品への期待が高まっています。

『バトルフィールド 6』の目覚ましい初期成功は、特に人気シリーズ『コール オブ デューティ』と真っ向勝負を挑む本作が、現在の業界基準を再定義する可能性を示唆しています。間もなく発売される『ブラックオプス 7』への期待は高まっており、次作の『コール オブ デューティ』発売までの一時的な手段として本作をプレイしてきた『バトルフィールド 6』プレイヤーの一部を引き込む可能性も考えられます。こうした動向は、『バトルフィールド 6』の長期的な売上に大きな影響を与える可能性があります。

GSDの最新データによると、EAは引き続きリードしており、販売本数と収益チャートで1位と2位を獲得しました。『バトルフィールド 6』がトップに立ち、EA Sports FC 26が僅差で続いています。注目すべきは、『Ghost of Yotei』『リトルナイトメアIII』で、これらも売上ランキングで好調な成績を残しました。

収益と販売本数のチャートは、下の方に行くほど異なる傾向を示しています。例えば、 『レッド・デッド・リデンプション2』は販売本数で5位にランクインしていますが、『スーパーマリオギャラクシー』と『スーパーマリオギャラクシー2』は収益チャートで首位に立っています。ただし、任天堂からデジタル販売データが提供されていないため、分析に利用できる指標が限られていることに注意が必要です。

欧州トップ10販売台数(10月12日までの週)

  1. バトルフィールド 6 (新作)
  2. EAスポーツFC 26(-48%)
  3. Ghost of Yotei (-75%)
  4. リトルナイトメアIII(新作)
  5. レッド・デッド・リデンプション2(-18%)
  6. スーパーマリオギャラクシー + スーパーマリオギャラクシー2 (-65%)
  7. グランド・セフト・オート5(-11%)
  8. NBA 2K26 (+25%)
  9. デジモンストーリー タイム・ストレンジャー (-72%)
  10. ホグワーツ・レガシー(-62%)*

欧州トップ10の収益(10月12日までの週)

  1. バトルフィールド 6 (新作)
  2. EAスポーツFC 26(-49%)
  3. Ghost of Yotei (-75%)
  4. リトルナイトメアIII(新作)
  5. スーパーマリオギャラクシー + スーパーマリオギャラクシー2 (-65%)
  6. デジモンストーリー タイム・ストレンジャー (-75%)
  7. NBA 2K26 (+13%)
  8. マリオカートワールド(-3%)
  9. ボーダーランズ4(-44%)
  10. F1 25 (+9%)

出典と画像

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