『デビル メイ クライ 5』がカプコンの2026年度第1四半期の売上トップに。『モンスターハンター ワイルド』は発売以来大幅な売上減少

『デビル メイ クライ 5』がカプコンの2026年度第1四半期の売上トップに。『モンスターハンター ワイルド』は発売以来大幅な売上減少

カプコンの財務ハイライト:『デビル メイ クライ 5』が2026年度第1四半期で好調な業績を記録

市場パフォーマンスの見事な成果として、『デビル メイ クライ 5』が2026年度第1四半期のカプコンのベストセラータイトルとして浮上しました。売上の急増は、4月にNetflixで『デビル メイ クライ』アニメシリーズが開始されたことが大きな要因で、この人気シリーズへの関心が再燃しました。

売上概要と比較

カプコンの2026年度第1四半期決算報告によると、『デビル メイ クライ 5』は2025年4月から6月にかけて178万2000本を売り上げ、驚異的な売上を記録しました。この好調な業績により、カプコンのタイトルの中で唯一、この期間に100万本を突破したタイトルとなりました。一方、 『ストリートファイター6』も好調で、 Nintendo Switch 2の発売が待望されていたこともあり、販売本数が500万本を突破しました。

モンスターハンター ワイルドのパフォーマンスはまちまち

一方、このレポートは『モンスターハンター ワイルド』に光を当てています。本作は期待を大きく下回る結果となっています。同四半期の販売本数はわずか47万7000本にとどまり、発売当初の好調な売上から大きく落ち込み、『モンスターハンターライズ』をわずかに上回るにとどまりました。この低迷はゲームの受容に対する懸念を浮き彫りにし、開発チームがプレイヤーの購買意欲を削ぐ可能性のある既存の問題を修正する必要があることを浮き彫りにしています。

カプコンの財務成長指標

個々のタイトルの業績は変動しているものの、カプコンは全体として大幅な財務成長を達成したと報告しています。最近の報告書で注目すべき点は以下のとおりです。

  • 売上高は前期比53.7%増の455億2百万円となった。
  • 営業利益は90.8%増加し245億97百万円となった。
  • 当社株主に帰属する当期純利益は前期比72.8%増加し172億38百万円となりました。

この四半期に新しい主要タイトルのリリースがなかったことを考慮すると、これらの数字は特に印象的です。

展望:デビル メイ クライの未来

デビル メイ クライシリーズの長年のファンとして、ダンテ、バージル、ネロといったキャラクターへの継続的な関心が見られる『デビル メイ クライ 5』の継続的な成功を目の当たりにするのは心強いものです。ファンはシリーズの新作を待ち望んでいますが、長年シリーズディレクターを務めてきた伊津野英明氏が昨年カプコンを退社したことで、今後の開発計画に影響が出る可能性があります。

総じて、これらの業績は、市場動向の変化の中でも、カプコンが収益性とフランチャイズへの関心を維持できる能力を示していると言えるでしょう。今後のゲーム開発の進展と新作リリースの可能性は、ゲームコミュニティから大きな期待を集めています。

出典と画像

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